派遣の給料の仕組み
派遣スタッフの給料は、派遣会社にとって「売上原価」です。
正社員として働いていたときあなたに支払われていた給料は「人件費」でした。簡単にいうと、80円で仕入れてきた商品を100円で売る。20円の利益が残る。その利益の積重ねの中から社員の給料を支払う。このプロセスの中でいうと派遣社員の給料は80円の仕入れ値つまり売上原価になるのです。
給料を売上原価、仕入れ値だなんてまるで商品扱いじゃないかと不快に感じられるかもしれません。
これまで派遣スタッフの給与そのものやサービス料金との関係はあまり触れられることはありませんでした。
それは、そこに触れるとスタッフを商品として扱っているということで、不快な思いをさせたり、ピンハネ業のイメージを彷彿させたりするからです。
しかし、いつまでもブラックボックスの中に入れておいてはいけないのではないかと思うのです。
派遣スタッフの人たちが派遣会社を信頼し、派遣会社を通じて就業していくには、給料の仕組みをしっかりと認識する必要があると思うのです。
当然、職種やレベルごとの賃金表や細かい取決めは派遣会社がそれぞれにもっています。ただ考え方としては、「売上原価」なのです。
たとえば、あなたが貸金アップを要求したとします。
あなたが、その派遣先にとって置換え不可能な存在でなければ、派遣会社は派遣先から料金をアップしてもらわない限りすぐにイエスとはいわないでしょう。
また、比較的多くの人ができる仕事、多くの人が就きたいと思う仕事の給料は他の仕事に比べて低めで、人があまり望まない労働条件や職場環境の仕事は高めです。
「商品の値段」としての派遣スタッフの給料は一般の「人件費」としてよりも市場の影響を強く受けるのです。
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