派遣会社:面接の受け方
面接当日は、作成した資料と会社から指定された物を用意して五分くらい前に着くように出かけましょう。
面接向きのスーツを着用しているほうが評価はいいと思いますが、これまで一度もスーツを着たことのないという人がわざわざ購入してまで用意をする必要はないでしょう。
オフィスで働くのにふさわしい服装であれば問題ないと思います。
ここでも派遣会社はスタッフの常識をみています。
「この人は普段出勤するのに、どういう服装をするのだろうか」ということを面接時の服装で判断しようとしているのです。
これまでに通勤時に着ていた服装のレベルが服装の基準です。
面接時の服装を見て、派遣会社によっては、就業前に「服装はこのようにしてください」と注意を促すところもあります。
流れとしては、会社説明や派遣の仕組みについての説明があり、登録カードや書類の記入、OA測定や筆記試験、担当者による面談、仕事の提示というのが一般的ではないでしょうか。
時間にして一時間から三時間。会社の考え方や仕組みによって時間が大きく異なります。
ここでのポイントは入室してから説明を聞き、手続きに入るまでに自分に合いそうだな、信頼がおけるなと判断したら、プロセスに則って担当者に協力的な態度で面接を進めていくことです。
登録カードなどの書類も省略することなく完記していき、不明点は放置せず確認します。
あなたを面接している担当者は、採用、不採用の決定をするために面接をしているわけではありません。
あなたの職歴や希望条件などをできるだけ詳しく聞くために面接を行っているのです。
協力的な態度で面接に臨めば、自分の行っている面接に協力的な態度をとってくれるあなたに好感をもち、よい関係で多くの情報を得てくれることになるでしょう。
また、記入する項目の多い会社ほどシステマディックだという傾向があります。
これはスタッフの人の好みにもよりますので、システマティックな会社がいいのかそうでないほうがいいのか一概にはいえません。
会社はどんな会社なのかはっきりしないけれど、面接を担当してくれたあの人がすばらしい人だから、この担当者についていくという考え方もありますし、
担当者一人ひとりは普通の人だけど、会社のシステマティックな安心感が好きという考え方もあります。
最終的にはどちらか合うほうを選んでください。
職歴の伝え方
インタビュー時の過去の職歴については、持参した職務経歴書に基づき、できること、経験のあることを伝えます。
ひとりですべてできるのか、誰かの指示によって二部分を行っていたのかなどあいまいにせずに正しい情報を伝えます。
「一般事務をしていました」ではなく、「電話の応対が一日何本くらい、○○伝票の入力が一日何校で何時間くらい、来客があれば、お茶を出すこともありました。月初には……の業務、月末には……の業務がありました」というように行っていた業務を二日単位、週単位、月単位、年単位で説明できれば、わかりやすいでしょう。
退職理由の伝え方
退職理由は一身上の都合ではなく、正直な理由をつたえましょう。
退職理由は、次の仕事を選ぶときの動機を結びついているはずです。
派遣を選んだ理由と退職理由の整合性があまりにもとれていなければ、人としての信頼性に懸念をもたれてしまいます。
たとえ、自分にとってマイナスに思えるような理由でも正直に伝えて次に「派遣ではこのような就業を希望しています」と伝えたほうがいいでしょう。
たとえば直属の上司とどうしてもウマが合わず、体調を崩して退職したとします。
「前職では直属の上司との関係をうまく調整できず体調を崩してしまい退職することになりました。現在は体調も回復しています。
その当時は上司のことを一方的に無理解な人だと思い非難していましたが、いま落ち着いて考えてみると、自分自身も自分勝手な考え方をしていて、素直に指示を聞き入れていなかったのではないかと反省しています。
一度このような失敗をしていますので、少しは人間関係の調整もできるようになったと思います。
ただ、また同じような失敗は繰り返したくはありませんので、最初の就業はできれば一ヶ月から三ヶ月くらいのものにしたいと思います。その間になじめるよう努力してその後で長期就業をさせて頂きたいです。
万一周りの方となじめないようなことがあっても、最初の契約期間は満了しご迷惑をおかけしないようにします」というような感じで話します。
このように伝えると、人間関係の調整能力に欠けるのではないかと思われてしまいがちな退職理由が、その状況から学習して前向きに就業を考えているというように伝わります。
就業条件の伝え方
就業条件で、譲れない条件は明確に伝えましょう。
「これだけは、絶対」と「状況によって検討します」のふたつの括りに分けて伝えるべきです。
ひとつかふたつのこれだけは絶対と、状況によって変更できるいくつかの条件というバランスで伝えておけば、あなたの意図も派遣会社に伝わりますし、ある程度の幅で仕事の打診もあることでしょう。
「これだけは絶対」の項目は人によって違うはずです。仕事の内容なのか時間給なのか、労働条件なのかきちんと決めて伝えてください。
面接時に質問があれば納得のいくまで話しておきましょう。
会社によっては後日、導入研修を行うところもありますが、ない会社の場合、この面接時に即仕事を提示されて即就業という場合もあります。
疑問点を残したまま仕事を受けてしまっては後でトラブルを起こすことにもなりかねません。
少なくとも派遣会社に対する疑問点は面接時、研修のある会社であれば、研修暗までには解消しておくべきです。
すべて担当者で答えることのできる問題ではないかもしれませんので、後日回答をもらうという形でも構わないでしょう。
出された答えがあなたにとって都合の悪いものであったとしても、会社として疑問点は残さないという方向付けをする派遣会社のほうが信頼がおけることは確かです。
登録はしたけれども登録を取り消したいという場合は、「登録を抹消してください」と連絡をすればいいことです。
提出した書類に関しては返却されない場合が多いですが、その書類が流出することはまずないでしょう。
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